活動記録

2006年9月 

九月山行Ⅱ

南武線沿線火災の影響で予定より一時間遅れで奥多摩駅に到着。出鼻をくじかれた感があった。初めの日原川の渡渉では水が冷たく、太ももまで水につかると気が滅入った。今日はあまり水を浴びたくないな、そんなことを考えながらいよいよ鷹ノ巣谷突入。
 初めに現れた難所はくの字滝。5mほどの岩壁が立ちはだかっていた。ザイルを出したが、ホールド、スタンスは多く安心して登れた。練習のためハーケンも一本打ってみた。
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▲くの字滝。後さんも"く"になってます。目が逝ってます・・・

 まもなく、ど迫力の20m大滝が現われた。が、コレも基部まで近づいてみると弱点が見えてきた。滝は完全に二段に分かれており、高度感はそれほどでもない。しかも、これもまたホールドは大きい。ノーザイルで通過するパーティーもいるようだが、納得できる、そんな感じがした。残置ハーケンは所々にあったが、自分でも打つことにした。
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▲大滝。写真右の岩壁の上にもう一段10mです。

 最大の関門を無事通過し、あとはひたすら登るのみとなった。辛い詰めを終え、概ね順調に遡行を終了することができた。
 バスは17:22。最後、農道を猛ダッシュした甲斐空しく、バスを逃してしまった。また今回もヒッチハイクにお世話になりました。

 ハリケーンから、台風へと変わった12号を懸念しつつ出発。初日はいいペースで行けた。二日目、三日目の難所も、天気が良かったおかげで、無事に通過できた。八峰キレット、不帰キレットは、ともによく整備されており、思っていた程ではなかった。
 だが、三日目は核心を過ぎたところで、待ってくれていたかのように、天狗の大下り(登り)で、風が増し、核心を超えた頃からぐずついていた天候も崩れ、ついに、雨が降り出してしまった。このころから、Frさんの様子がおかしくなりだした。その後も、台風と、前線の影響で、風は強く、天気は、相変わらず曇ったり、パラパラと降ったりと不安定で、時間も押してきており、三日目は予定を変更し、天狗山荘に幕営した。
 テントに入ると、すぐに、Frさんは寝込んでしまい、食事も受け付けなかった。お茶でさえ、受け付けず、戻してしまったので、山荘で、Emが看病して、一夜を明かした。携帯が通じ、運良くつながった鈴木さんに本部との連絡を頼んだ。
 前日の話し合いで、一日様子を見ようということになったが、天気は崩れてきており、山荘の方が、今日の午前中に、ヘリを呼ばなければ、あと二日はこれないかもということを教えてくれ、また、Frさんの体調も回復する見込みが無かったので、自分が付き添ってへりで下山し、残りのメンバーは、エスケープルートを下山した。
 今回は、天狗山荘の方、営林署の方々、東邦航空、消防隊、OBの人々の多くの手を借りて、無事に下山することができた。下山して、改めて感謝の念が強くなった。今後このようなことが無いように、計画や、行動に問題が無かったか、突き詰めて話をしていきたい。
 天狗山荘、営林署、東邦航空、消防隊、関係者の皆様、また、登高会の皆様、この度は、大変ご迷惑をお掛けしました。ありがとうございました。