活動記録
2007-9月山行Ⅱ
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 成果:
9/23 晴
黒部ダム登山口 715
R1
内蔵助平 1000-15
ハシゴ乗越 1115-40
真砂沢ロッジ 1330
設営完了 1350
偵察(源次郎尾根取付、長次郎谷2250m) 1300-1635
就寝1930

9/24 晴のち雨
起床 200
出発 330
R1(アイゼンon)
源次郎取付(アイゼンoff) 450-505
R1
I峰 800
II峰 W.R 850-925
剣岳 1015-45
R1
早月小屋 1300-10
R1
R2
馬場島 1615
下山。


 前回山行の結果、まだ、自分は剣を登ってはいなかった。そこに、鈴木さんが学生最後の剣に行こうということで、一緒に剣を目指すことにする。
 黒部ダムからハシゴ乗越までは、あまり人に歩かれてないらしいガレた道を行く。と、内蔵助平前の登りで、鈴木さんが悲鳴をあげる。なんと、登山道にクロスズメバチの巣があり、それに指を刺された。今回は、ポイズンリムバーがない。加えて、鈴木さんは刺されたのが2回目であるという...。やばい。アナフィラキシーの怖れ大である。ヒヤヒヤしながら歩を進めるが、結局、患部の腫れだけで、大事にならずにすんだ。
 この日は、源次郎尾根の取付を偵察した後に、長次郎谷を熊ノ平を拝みに行く。剣沢の雪渓は大分割れてきていた。しかし、下から眺める八ツ峰、5・6のコル、1・2峰間ルンゼは、これを登るのかといった感じである。
 偵察後、天気予報によれば、午後の降水確率20%とのこと。微妙なところである。
 翌朝、3時半に出発し、尾根に取付く。本来言われるルートでは、肩に上がるまでに岩壁をいくつか越えるのだが、一般的でない左側よりのルートに乗ったらしく、まったく出てこない。
 松の快適な登りを続け、2箇所ほど岩壁を登ったところで、肩に出る。一般ルートより、難所をいくらかパスしたになる。肩から見る八ッ峰は昨日とは違った様に感じられ、傾斜が随分と緩く感じられた。
 Ⅱ峰からの懸垂下降に、かなり手間取り、われながらあきれかえるばかりであった。8mの高さではあるものの、それ以上、奈落まで行くように感じられ、くらくらしそうになる。
 気を取り直し、山頂を詰め始める。鈴木さんが指摘するように、遠目の弱点を目指しながら進むと、そこに踏み跡がキッチリとついており、浮石もほかの場所に比べて随分と少ない。逆に、踏み跡をはずすと、浮石の巣となっている。
 1時間ほど登ると、山頂に到達した。初剣である。天候は、早月尾根側から雲が上がってきているものの、晴れていて絶景である。白馬、針ノ木、そして、毛勝などが見渡せる。絶景である。鈴木さんも、嬉々としている。しかし、山頂にあるはずの社がない。あるべき場所にない。どうやら、ドラマ撮影のためにどかされたのではとのことである。たしかに、陸地測量部のころには、なかっただろうけど、天罰がなければ...。
 2600mまで下るとだんだんと雲が出てくる。そして、早月小屋まで来たときに、遂に、降り出してきた。僕らは何もしていませんと叫ぶ。しかし、雨は、容赦なく降り注ぎ、雨脚を強め、登山道を沢へと変えていった。
 しかし、この雨のおかげで、ザレた箇所も歩きやすくなり、何より、体が丁度よい具合に冷えて、随分と歩きやすくなる。鈴木さんの冬の早月の話を聞きながら、高度を落としていくと、次第に、雷の音まで混じりだしてきた。まさしく、間一髪である。剣の天気が変わりやすいということを体で教わる。
 雨脚が、弱まりだしたころ、馬場島に到着し、下山となった。
 初剣はすばらしく、また、貴重な経験となった。

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